銀座4丁目交差点から渋谷スクランブル交差点へ

東京から、日本の大都市、全世界の大都市、全宇宙の大都市について論じます。

APPLE STOREの隠された「ウラ」を暴く

私は、APPLE STOREが好きである。
雰囲気は洒落ているし、フレンドリーな店員さん(APPLEではジーニアスと
呼んでいる)は、知識が正確で豊富な上、一人ひとり異なるニーズのお客さんに
あったアドバイスをくれる。
知識が不正確な上に、上層部が売りたいと決めたものをそのまま、どの客にも
押し付けてくる、●コモショップの店員とは大違いである。

しかし、そんな素敵なAPPLE STOREにも、実は「ウラ」がある。
今回は、APPLE STOREの「ウラ」を暴いてみたいと思う。
下の写真はAPPLE銀座である。(2003年12月24日撮影)

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OPENは2003年11月30日だが、当時のヒット商品だったiPodのデザインを想起させる
如何にもAPPLEらしい外観のお店である。

では、早速、そのAPPLE銀座の「ウラ」を暴いてみよう。

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これが、APPLE銀座の「ウラ」の写真である。(2018年2月撮影)
隣のビルが取り壊された為に撮影が可能になった。

そこには洒落た「オモテ」の顔とは異なった、老朽化してうらぶれたビルの姿が
あった。

 

ついでに、もう1枚。(2018/07/15追加)

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(2018/03末撮影)

APPLE銀座は、実は、APPLE STOREとして新築されたビルではない。
1965年竣工の古いビル(2018年で築53年!!)を改装したものである。
(その改装の詳細については、

https://www.kajima.co.jp/news/digest/jul_2006/tokushu/toku01.htm

に掲載されているので、興味のある人は参照して欲しい。)
その改装前の姿が、隣のビルとの隣接部には、そのまま残っていたという訳だ。


ところで、東京には、OPEN順に銀座、渋谷(改装休店中)、表参道、新宿(4月OPENしたばかり)の4店のAPPLE STOREがあるが、新築なのは、表参道だけで、あとは改装
(銀座)か、テナント(渋谷、新宿)である。
但し、その改装は、かなり徹底したもので、新宿マルイの1階に4月にOPENした
APPLE新宿は改装に約1年をかけている。

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(2017年4月。既に改装に入っている)

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(2018年4月OPEN。(OPEN初日))

現在、改装中のAPPLE渋谷も、改装に2年ほどかかると聞いたときは
「何でそんなにかかるの?」
とびっくりしたものだが、APPLE新宿が改装に1年かけたことを考えれば納得である。
(因みに、APPLE渋谷のある渋谷公園通りは、PARCOやその他の商業施設の閉店やAPPLE渋谷の改装休業、渋谷区役所の建て替えもあって、かつての賑わいが
嘘のように閑古鳥が鳴いている状態だが、それについては、改めて、別の記事で
書きたい。)

 

それにしても、APPLE STOREって銀座を除いて、露骨に東京西部ばかりですね。
秋葉原とかにあっても良さそうなのに、ない(笑)。
でも、東京の開発の中心が再び、都心方向(つまり東の方向)に戻っていることを
考えれば、そのうち、APPLE六本木とかAPPLE丸の内とかAPPLE東京スカイツリー
とかができるのかも知れませんね。
APPLE新小岩とかはさすがに無理だと思いますが。

 

P.S. 因みに「隠されたウラを暴く」というタイトルは、シャレです。
アップルさん、ごめんなさい。

P.P.S 2月の写真では存在していない街路樹が3月の写真には写っています。
   銀座中央通りの新しい街路樹「桂」です。